使い勝手がいいリケーブルが出た!: Acoustic Revive REC-130SH-R MMCXケーブル
09/16
オーディオ界隈ではケーブルなどの周辺機器の製造で有名なAcoustic ReviveからShureやUltimate Earsのイヤフォンで使えるケーブルがいきなり登場。
このニュースを聞いたときから注目していた製品だったのでリリース日に購入して早速UE900に使ってみました。
ケーブル自体は太くないので使い勝手が良く、UE900との相性がよくて特にUE900ユーザーにはお勧めのリケーブルであった。
音に奥行きが出てかつ全体が聞けるモニター的な音のケーブル
今回のケーブルでまず思ったのが全体の音のバランスの良さ。
UE900の付属のケーブルを使うと中音〜低音部分の音の弱さというか足りなさを感じる。
しかしこのREC-130SH-Rを使うとその部分が補われ全体のバランスが良くなる印象になった。そしてその中音〜低音部分の奥行きがよく聞こえて立体感を感じ、全体に広がるようなダイナミック感が増す。
通常では低音が増すことによって高音が埋もれるということがよく起こるが、このケーブルは高音部分もしっかりと聞き取りやすい音になってくれるところがうれしい。 全体の音の出のバランスが良くてモニターライクの音質といった印象を持った。
このケーブルを購入前に使っていたZephone EL-10 PlatinaHawkもモニター的に全体をしっかりと聞けるケーブルであった。そのPlatinaHawkと比べるとレスポンスが若干甘めに感じるところがあるように思えた。
しかし立体感はREC-130SH-Rもすばらしい物があり、PlatinaHawkに比べても引けを取らないケーブルであった。
ケーブルは太すぎず扱いやすい
REC-130SH-Rの大きな利点はケーブル部分が太すぎなくて扱いやすい部分。
PlatinaHawkはケーブルが結構な太さで時々その太さの取り扱いに困る時があったのでこの点をカバー出来るREC-130SH-Rは使い勝手が良い。
鞄にプレイヤーを入れて出すときにうまく曲がってくれなくて引っ張られたり、つっかえてイヤフォンが取れてしまったりとPlatinaHawkは色々機動力に若干問題を抱えているように思っていた。座っておとなしく聞いている時はいいのだが移動するときには特に不向きなケーブルであった。
その点REC-130SH-Rは普通のイヤフォンのケーブルと同じくらいなので取り扱いが楽。
そしてPlatinahawkに近い音が楽しめるとあって機動力に優れる使い勝手が良いケーブルに思った。
ジョイント部分の出っ張りが少ないので耳が痛くならない
PlatinaHawkのジョイント部分はShureのサイズに合わせてあるのか、ジョイントの金具の部分が若干幅広になっている。
これがUE900に取り付けたときに出っ張り部分が耳に当たる原因になっている。これは最初はそんなに気にならないのだが使っているうちに当たってきて痛くなる。
この部分が細かったらもう少しPlatinaHawkは使いやすいのだろうがこれが使いにくい原因になっている。
その点REC-130SH-Rはジョイント部分は付属の物より若干太いだけなので出っ張る部分も少なく使い勝手がいい。
長時間装着していても気にならないし痛くもない。PlatinaHawkでのストレスが無い部分でモバイルで使うときはこちらがどうしても良いと思えた。
トータルで見るとREC-130SH-Rは使いやすいケーブル
それらの点から、音質的にはPlatinaHawkが若干しまっていていい音であるが、REC-130SH-Rは値段的にも音的にに引けを取らなく使いやすいケーブルである。
これからUE900のリケーブルをお探しの方にお薦め出来る一本と言える。
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