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House Musicの歴史をまとめたドキュメンタリーの完全版をYouTubeで発見。Houseファン必見の内容のドキュメンタリー、”Pump Up The Volume”がそれだ。

昨日のMadchesterについてのドキュメンタリーの紹介で、今回はHouse Musicについての歴史を貴重な映像やアーティストのインタビューでまとめてどのように始まり世界に広がっていったかを伝えている。

おそらく何回かに分けて放送された物を一つにまとめた物のようだ。

内容はDiscoからどのようにHouseに流れていき、その後UKに渡りDrumn’Bassなど色々形を変えながらも脈々と続いているその音楽は何かがまとめられている。

後半のDrumn’Bassの部分から若干範囲が広くなるため中だるみしてしまうが、ChicagoやDetroitの部分は必見の映像だ。 

“Last Night A DJ Saved My Life”の映像盤

このドキュメンタリーはDJの歴史を綴った“Last Night A DJ Saved My Life”(邦題: そして、みんなクレイジーになっていく)の映像盤といえる内容。 

この本のNew YorkのDiscoシーンの部分からスタートしていると言って良い内容で実際に動いている映像や写真、当事者のインタビューが満載で、特にChicagoの話はどれも興味深い。

Chicagoのアーティストの証言が満載。この部分は是非見て欲しい内容

このドキュメンタリーで特に見て欲しいところがChicago Houseのアーティストの証言。Chip EやMarshall Jefferson, Larry Heardなどシーンの重要アーティストの証言が満載でどれも興味深い内容になっている。

ChicagoのシーンはどうしてもDIY精神が強いシーンで当事者達はやった者勝ち的なノリでどんどん曲が消費されてのでしっかりした資料が残っていないが普通。しかしこのドキュメンタリーでどのようにシーンが盛り上がっていったかがわかることが出来る。

とにかく売って有名になりたいという意識が強くそのハングリーさを利用してレーベルとして成り立っていたTrax Recordsのことなどなど興味深いインタビュー満載だ。

そしてそういたChicagoのアーティストがUKに渡って収録された映像などの貴重な映像も多数収録。これらは是非チェックしてもらいたい。

最近のChicago Revivalを考えるとこれらの証言は色々参考になるものでとにかく量が多い。是非見て欲しいドキュメンタリーだ。

映像を見る

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