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こんなにも深くてサイケ感で溺死寸前なアルバムがリリースされるとは…

Radio Slaveとして活躍し、Rekidsを運営するMatt EdwardsとJoel MartinのUndergroundな活動が目立つユニット、Quiet VillageのRemix音源集的アルバム、”Too High To Move – Quiet Village Remixes / V.A.”が登場。

基本的にUndergroundな活動が多い彼らの作品はアナログオンリーのリリースが大半でした。良い例が彼らのデビュー後の数枚をリリースしている”Whatever We Want Records”からの作品は全てアナログオンリーのリリース。

そうした彼らの作品で入手しにくいアナログオンリーな楽曲が多く含まれたのが本作、”Too High To Move – Quiet Village Remixes”だ。

Quiet Village名義ではなんと4年ぶりのアルバムとなる本作はすでに触れたようにRemix音源集だが、その統一感とサイケ、バレアリック、チルアウトをめちゃめちゃに混ぜ込んだDope Soundな世界感はRemix集とは思えないアルバムに仕上がっている。

トリップ度が高め

とにかく大音量でこのアルバムを通して聞けばそのどっぷりなトリッピー感やサイケ感にはめられること間違いなし。

それぞれの楽曲がどうのというよりもなぜかトータルで聞けてしまう構成になっていて、通して聞いているとその重くて深いベースにやられ音響処理にずぶずぶにはめられ約80分の異次元へのナチュラルトリップが慣行される…

抽象的な楽曲が多くけっして万人受けする音ではないが一度でもこのズブズブサウンドに開眼すると最高の作品になってしまいそう。これからの季節の蒸し暑くだるい日なんかに聞くと脳内はとろけて涼しさが全快になってしまいそう。

間違いなくこの夏の夕暮れに「買い」な一枚。 気持ちが良いですよ。

アルバムをチェックする

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Too High to Move (The Quiet Village Remixes)
Various Artists
価格: 1,650円
iTunesで見る
posted with sticky on 2012.7.10

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はてなブックマーク - Too High To Move – Quiet Village Remixes / V.A. (Pyramids Of Mars: POMCD001)
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