Reekin’ Structions / The Revenge (Z Records: ZEDDCD023)
07/05
ここのサイトでももうすでに2枚紹介している6th Borough Projectの片割れ、The RevengeことGraeme Clarkのデビューアルバム。今回はなんとJoey Negro主宰のZ Recordsからのリリース。
ビートダウンシーンやEdit物のシーンに新しい解釈を広めているThe RevengeはMark EやEddie Cらと共にこのシーンを牽引し盛り上げているアーテストの一人。
そんな彼らは、忘れられたいたような曲やカルト的ヒットをしたディスコトラックなどをリフレッシュしてその輝きを再発見させてくれている。
このデビューアルバムは全10曲が収録されておりビートダウン・ディスコ的に遅めのEdit物から華やかな上がるディスコまで幅広いダンスミュージックのアルバムとなっている。
そして全曲にThe Revengeの独特なGrooveがあますところ無く注ぎ込まれている。
オリジナルを残しつつ独特のEditで再定義
The Revengeはあまりオリジナルを壊すことなく打ち込みを野太くして短い曲を長尺にアレンジするのがまず一つの手法としてある。
そして野太いベースとキックといったようなハウスの定義にあたるようなビートを加えてのEditやスモーキーなエフェクトとループを多用したEditなども一つの手法として使っている。
こうした物を上手く混ぜてThe Revengeの独特のグルーブ感がなりたっている。
過度に崩すのではなく心地よくLoopされる楽曲はとても気持ちが良く聞いていて自然に動くようだ。
それは使われているオリジナルが良いこともあるが、足りない部分や弱い所をうまくEditやEffectで補って修正しているからであろう。
お勧めはこの3曲
個人的には2曲目4曲目9曲目がお勧めの楽曲。
2曲目の徐々に盛り上がっていく長尺なEdit物は最後は自然に体が動いているようなEditでこの感じはまさにThe Revenge的なEditで聞いていて気持ちが良い。
4曲目と9曲目は共にHouse Beatを加えた良作でこれらの楽曲はフロアーでかけたら気持ちが良さそうな楽曲。
4曲目のFeeling feelingと歌った後に”Don’t Stop!”と出てきてキックが出てくるところなんかは「うぉー!!」ってついつい盛り上がるピークのポイントでしょう。
ここのところずっと面白いRe-Edit物の世界ですがこのようなアルバムがリリースされると言うことはまだまだ盛り上がりがあって目が離せないという証拠でしょう。
アルバムをチェックする
視聴する
SoundcloudにThe Revenge自身が楽曲を上げています。チェックはこちらで。
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