毎回リリースが楽しみなSadar BaharのMix CD。ここ数年本当に良く聞いている。

そんなSadar Baharの最新Mix CD、”Wired For Games / Sadar Bahar“が来日ツアーと合わせてリリースされた。

前回は甲府のJujuへ遠征して最高のSadar Bahar体験をしたので「今回も必ず！」なんて思っていた。残念ながら色々な事と重なって行くことが出来ない為、今回はこのMix CDで我慢することとなった感じだ。

最新作は屏風かなにかに書かれたようなガンダムの写真のジャケ。お世辞にもセンスがいいジャケではない。絵もなんだが上手くないし（笑）。何も知らなかったらジャケ買いする人はいなそうだ。

しかし内容はジャケとは違い、Sadar BaharのGrooveが凝縮された真っ黒のどろどろDisco Groove Mixだ。今回も初めて聞くような曲のオンパレードで曲が変わるたびになぜか唸っちゃうかっこいい作品だ。

前半はBrazilのJazz Funkからスタートして今までリリースしていたMixとは若干ちがう感じがする。しかしいつの間にやら押し引きで展開が作られたSadar World全快になり疾走していくというかなりお勧めなMix CDだ。

荒いけど真似の出来ないかっこいいMix

今作は今まで以上にとても荒いMixが目立つ。つなぎも荒くぶっこみで入ってきたり次の曲が聞こえたり…しかしとにかくかっこよく自然に体が動く。

この荒い感じはなかなか真似が出来ない事でDJをテクニックよりで考えてしまうとあり得ない感じだろう。

実際のFloorでもこんな感じで荒いながらどんどんレアが音源が次から次とかかってたまに名曲のクラシックスなんかが混ざり、それがめちゃくちゃかっこいいのだ。

アイソレータ使いで展開にメリハリをつけてどんどんぐいぐいと上げてくる。「押し引き」のような物でめちゃくちゃ踊らされる。

このCDも中盤以降にどんどんそんなFloorでも起こっている展開が起こってくる。黒いGroove好きな人は本当にはまるDJだ。

買って絶対に損はないMix CD

今回も聞いた後に脳内アドレナリンが出まくりの真っ黒Grooveにやられた。これは本当に買いのMix CD。

前半の感じが違うの「大丈夫か？」なんて疑った自分がバカだった。Discoファン、Re-Editファン、Deep Houseファン是非是非聞いて欲しいアルバム！ 

Tracklist

1. Estrelar / Marcus Valle
2. Right On For The Darkness / Willie Wright
3. Super Kumba / Manu Dibango
4. Bus Stop / Oliver Sain
5. Wired For Games / C Brand
6. Father Time / New Band
7. I’m A Man / Personal Space
8. Black Water Gold / The Sunshine Band
9. Nowhere / Hokis Pokis
10. Bessie / JB’s Wedge
11. Have A Good Time / The Super Phonics
12. Hard Time / Life Force
13. Theme Form Crack Stepping / Kellie Evans
14. Advice From Father / Buari
15. Hang On / Nana Love
16. Pim Pom / Wganda Kenya
17. All / Dazzle
18. Let’s Go Disco / Mixed Company
19. Strive / Funk House Express
20. Vehos Surfistas / Marcus Valle
21. Our Love Is So True / Round Robin
22. Live Today / Moods

Sadar BaharのMixを聞く

SadarのMix。結構ネット上に落ちている。

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