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今やノルウェーを代表するダンスミュージックのプロデューサー、Lindstrømの個人名義としては3枚の作品、”Six Cups Of Rebel / Lindstrøm (Calentito / CLTCD2010)”です。

シングルリリースが中心となっているアンダーグラウンドのダンスミュージックシーンではなかなかアルバムを作るようなアーティストは少ない現状があります。

アルバムを出したとしてもそれまでにリリースしていたシングルの寄せ集め的な作品が多く、真の意味でのアルバムアーティストは他ジャンルに比べると比較的少ない傾向にあります。

そんな中にあって着実にアルバムのリリースを重ねていき、3枚のアルバムをリリース。オマケにその内容がしっかりとアルバムフォーマットにフィットするように制作したという意欲作になっています。

バラエティに富んだ内容であるが一つの世界を展開する楽曲群

楽曲によってはプログレッシブロックのような曲あり、Acid Houseあり、クラウトロックありといったように色々なジャンルの作品が入っています。

5曲目”Call Me Anytime”はプログレのようだし、6曲目の”Six Cups of Rebel”はAcid Houseで、色々な楽曲が共存しています。

そのようなバラエティに富んだ楽曲群ですが、それらが上手く並べられてまとまっていることで一つの広大な世界を表現しています。そこにLindstrømが言っていたアルバムにフィットするような楽曲を制作していたという意図が感じられます。

話題のトッド・ラングレンは上がります

日本版にはなんとPop職人として名高い御大トッド・ラングレンのRemixが収録されています。これはアルバムリリース後にシングルとして切られました。色々な所でトッド・ラングレンのキャリア初のRemixと言われている作品ですがこれがすごい昇天状態。

このビルドアップしていく感じはすばらしく、元はしっかりと進んで行きその後グイグイとトリッピー感を増していって最後に爆発する感じがすごい。かなりサイケデリックな感じもあるすばらしいRemixです。

トッドラングレンのRemixが聞けます

Six Cups Of Rebel / Lindstrømは以下の所で購入可能

[Amazonで詳しく見る(日本版)] [Amazonで詳しく見る(輸入版)]
 

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