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Music Magazineの7月号はChicagoのReal Getto Music, Juke / Footworkの特集が組まれている。

なんとメイン特集のももいろクローバーZの特集の次の大きさの特集となっているため目立たなくどっちかというとメインに持って行かれている。実際この左の表紙がおいてあるとどうしてもJuke / Footworkの特集が見えにくい状況だ。

Juke / Footworkはなかなか活字の情報としては入手しにくい状況で、こうして8ページにもわたって特集が組まれているのはある意味驚きであり貴重だ。

Chicago界隈のUndergroundの音楽がこうして普通の音楽雑誌に特集されるなんてのは滅多にあることではないので早速チェックしてみた。

しっかりとしたChicago Houseの流れを持つGetto Music

今回の特集ではJuke / Footworkがどのように始まり発展して行ったのかをTraxmanなどのインタビューを交えて書かれている。知らなかった情報も満載で読んでいて新しい発見が多々あった。 

それまではJuke / FootworkはDJ RushやDJ Funkの流れのChicago Getto HouseのBPM早いバージョン的な認識しかなかったが、その後も発展して行っているとのこと。

特にTraxmanのインタビューを読んでいて驚いたのは、彼はJ Dilaの影響があって聞きまくっていたとのこと。しかりとしたSampling – Loop系の音の影響があってこれまでのHouseなどと似たような影響があること。

あらためて色々なトラックを聞くと様々なSamplingを駆使して制作されているトラックからはしっかりとそのような影響が聞き取れると言うこと。

TraxmanのAll Time Chicago House Best 5にSleezyDの”I’ve Lost Control”やAdnisの”No Way Back”, Chip E / Time To JackなどなどChicago Houseの名曲揃いだ。

しっかりとしたChicago Houseの影響が見て取れ、それは音にもしっかりと出ていた。

ダンスとのつながりが強いHouse Music

詳しくは記事を読んでもらいたいがダンスとの強いつながりのある音楽であるところがしっかりと書かれている。

ダンスのジャンルでもある”House”に高速な足技やステップが入ってより大きな上半身の動きがあるのが特長のように思え、この踊りがいま世界に静かに広がりつつあるようだ。

好き嫌いは別にして一度この踊りをYouTubeなんかでみてみることをお勧めする。もろにローカルなノリだが踊りも観客も熱く、もろGettoなノリが見れる。

自分はかけないけど…

この音楽を自分はDJでは回さないがこのようなUndergroundのシーンがこのようにまじめに特集されることは喜ばしいことだ。

ChicagoにはSadar BaharやRahaanなどのUndergounrdのDJがたくさんいてまだまだ紹介されてないすばらしい音楽がある。

メジャーな物だけではなく、こうしたUndergound物をしっかりした内容で特集するのはUnderground Dance Musicファンとしてはもっともっとして欲しいところだ。

YouTubeで踊りを見てみる

そのあとにフロアーをモップで拭きに来るおねーちゃんたちがGettoしてるw。

最後”This is Chicago House!”とMCが叫んでいるのが印象的。

Juke / Footwork音源をチェックする

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