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One Night In The Borough / 6th Borough Projectかなり遅れてのフォローになるが6th Borough Projectのアルバム、”One Night In The Borough”に最近はまっている。ChicagoのDJ, RahaanやCanadaのEddie CのEdit物のリリースなど良質な作品を発表を続ける(最近リリースがめっきり止まってしまっていますが…)UKのレーベル、JiscomusicからのリリースでDisco Edit物をリリースしていた6th Borough Projectの初のアルバム作品となる。

このアルバムはそれまでシングルを中心にリリースしていたDelusions Of GrandeurというUKのレーベルからの初のアルバムでもあり、2011年にリリーされました(今年に入ってこのレーベルはもう一枚違うアーティストのアルバムをリリースしているのですがそちらは近々紹介予定)。

アルバム全体的に6th Borough Projectの得意とするRe-Edit物(ブギー物)を中心に展開している。そして曲によってはChicago Houseに通じるLoop物などでChicago~Detroitに繋がる物があったり、ぐっとビートを落としたダウンテンポ物もあったりと黒いGrooveがあるDance Music Albumになっている。

6th Borough Projectは最近はソロ名義でもたくさんのリリースがあり人気のThe RevengeことGraeme ClarkeとCraig Smithの二人組のユニット。数年前に良く言われていたBeatdown系とかNu-Discoの流れから語られることが多いアーティストで、JiscomusicDelusions Of Grandeur、Instruments Of Raptureなどからのリリースがある。
このアルバムの中で特筆すべきは独特の高音域とシンプルな音で奏でるシカゴハウス・クラシックに通じるミニマルハウストラック(いわゆるネタループ物)がとてもかっこよい。ワンループでグイグイ引っ張るところのMinimal感は聞いていて気持ちが良い。ループ後の曲のピーク部分でのブレイク後の開放感はまさにはまるトラック(Track 8など)。

ぐっとbpmを落とした曲では、まったりとしてスモーキーなGroove感を全面に出している。いわゆるDeatdown物で、Dubbyな音処理による浮遊感があってこちらもはまり感が強い(Track 10など)。

最近個人的にはRe-Edit物を以前よりも聞くようになっていて、自分のDJセットでも良くかけている。元々黒いGrooveがある曲が好きなこともあり、昔のDiscoのネタをループで使ってと言った物のそれが踊れて好んでよく選曲している。

このような変化はRahaanやSadar BaharなどのChicagoのDisco要素が強いDJとの出会いも大きな影響である。彼らのDJ Setの中でEdit物がとても効果的に使われていて毎回聞くたびに踊らずにわいられないSetになる。元々ファンキーな音が好きなこともありしっかり影響を受けた。

また、いわゆるバレアリックとか言われる作品には黒い要素というかGroove感やFunky感が若干弱いといつも感じていてあまり好きにはなれなかった。しかし6th Borough ProjectやThe Revengeは黒さがしっかりとあって踊れる作品が多いのが最近特に気に入っているゆえんである。そしてChiagoで花開いたChicago Houseのマナーがしっかりと根付いているように思えそれが感じられる作品が多く、彼らの作品をチェックするのが毎回非常に楽しみになっている。

このアルバムは以下の所で購入可能です。

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視聴してみてください

これは8曲目。お勧めの曲。

The RevengeことGraeme ClarkeはSoundcloud上にアカウントがあり、彼のミックスや最新のTrackが視聴出来たりする。興味のある方は是非。DJ Mixは黒くて面白い物多数。

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