Blog

最近ちょっと読書おそろかになっていたので色々まとめ読み中な今日この頃。

そんな中、今日は残響レコード社長兼teのギターリスト河野章宏の「音楽ビジネス革命 -残響レコードの挑戦-」を読む。

10万円からスタートさせたインディースのレーベル「残響レコード」の軌跡を彼の音楽ビジネス論と共に書いていて、まー個人的に刺激になること&勉強になることたくさんでいい著書に出会えた感満載です。

自分は以前から「今のレコード会社は本当の音楽好きで音楽にお金を使うことを惜しまない層を完全に無視して、一過性の大きいヒット(使い捨て音楽の量産)をずっとしてきているから音楽不況でソフトが売れなくて右往左往しているのは当たり前」というよう事を思い、色々書いたりしていた。


この残響レコードはちゃんと音楽が好きな層に対して彼らが良いと思う音を届けている。まさに上に書いたことと逆をやって規模は小さいながらしっかりと成功を収めている。

それは規模の小さいレコードレーベルしか出来ないのかも知れないが、ある意味ビジネスとしては当たり前の事をやっているだけに過ぎない。顧客を無視した販売ではファンは離れていくだけだから。

正直残響レコードのことも知らなかったし、Post RockというジャンルもTortoise位しか知らない。自分には未開拓のジャンルだし音的には全く自分の好みとは違うところにある。

しかし残響レコードがやっているようなことは違うジャンルでも全然通用することだと思う。

色々読み進めていくと、規模の違いはあるがやっていることはなんらメジャーと変わらない。ただ商業的に消費されるような音楽を作っていないだけだ。

もっとこのようなレーベルが色々なジャンルで増えるともっとまた音楽が面白くなるんだろと強く思わせられた。音楽好きにオススメの本。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 音楽ビジネス革命 -残響レコードの挑戦- / 河野章宏
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

Related Article

  1. コメントはありません。

  1. トラックバックはありません。

Archive

Comments