「頂 〜 日本平大音楽祭 2010」二日目 その2
06/12
P.J.のSession Bandの後からは好きなアーティストのオンパレードとなった。
◆Soft
そして今回実は個人的に一番楽しみにしていたのがこの京都のバンドSoft。音が太くて重圧グルーブでカッコ良かった。
いつの間にかキーボードの人が活動停止中とのことでいなかったのだけど、アップライトベースが重低音でうねりまくりで良かった。ただキーボードがいない分何かが足りない感じも否めなかったが。。。
そんな中トラ
ンペットのTamaちゃんがなんかすごいカッコよくその威風堂々な音が良かった。毎回トランペットが出てくるとその世界観が一瞬にして変わってMiles Davisのエレクトリック時代のそれに近い気もした。
ライブ後に前方で見ていたからパーカッションのTarooさんと話して一緒に写真をとってもらった(思いっきり目つむっちゃったけど)。これはラッキー。とてもいい感じの人でSoftというバンドがもっと好きになる。そういえばTarooさんSoftの中ではかなりと楽しそうに演奏していたなー。
余談だがSoftのメンバーは色々なライブを見ていて、Zazenなんかのステージ横でも会った。みんな音楽好きなんだなーって何故か思う。
Softからの流れはもう自分の見たいアーティストが目白押しでこれでもかってくらい続いていく。まあSpinna
B-LLのつまらないステージは見事にすっ飛ばしてSpecial
Othersのステージ。
◆Special Others
流石にスペアザはSoftが終わった段階からどんどんファンがステージ前に集まる。すげー人気だ。
結構
後ろの方に椅子を置いて見ていたんだけどその少し前までスタンディングのお客さんであふれる。
今回はなんか音のバランスが悪くていまいち
全体のまとまりが聞いていて感じられなかった。前半はもたったり色々大変そう。
それでもいつものSpecial
Others節でやっぱり屋外で聞くといいなーっていう音。最後にはやはり体が自然と動く。
◆Zazen Boys
そしてその後はBlue StageでのZazen Boys。ステージ周りは男のお客さんが多く、音といい全体的にもろ「男」なステージが圧巻。
新しいベースを初めてLiveで見たけど色々You Tubeとかで見ていたように独特な雰囲気があって◎。それにしても向井秀徳氏、カッコ良すぎる。
実はトータルで一番楽しんだ感じで終始ニヤニヤしながら見ていた。
いきなりMatsuri Free Sessionから始まってある意味意表つかれた感じだったが見事に持っていかれる。もうその世界にどっぷりはまった感じだ。
以前見た時よりも打ち込みのシーケンスが入ったり鍵盤が大々的に入ったりとかなり変わった印象が強い。同じ曲でも全然違う曲になっていたりでLiveの醍醐味が見事に詰まった素晴らしいセットだった。
変わらず面白かったのは、変拍子があるのは相変わらずでそこから普通に戻った時の爆発具合といったら、フラストレーションが一気に開放され、エネルギーが破裂するすごさであった。
なんかこれからもZazenは目を話せないバンドと再認識したLiveであった。
以前Zazen Boysの会場限定で販売されていたCDがiTunes Music Storeでダウンロード販売中。このCDを持っているが、この時とはかなりと音が変わっているなと再確認出来る。[ Matsuri Session Live At Yaon – Zazen Boys ]
<二日目その3、最終回に続きます>
Asobi / Zazen Boys
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