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Fuji day 1 002012年7月27日金曜日ついにFuji Rockの初日。

Fuji Rockというと雨という話をよく聞く。開催中の三日間必ずといっていいほど雨が降っていて過去1回だけ雨が降らなかった年があったとか。

三日間絶対に雨に降られるという覚悟の中迎えた初日は晴天のぴーかん。 完全な真夏日で都内から会場に着く間も酷暑という感じの暑さだった。

 途中寄ったSAもごらんのような晴天。かなり苗場に近い所なのに30度越えの暑さだった。

友達がチケットを忘れたのを都内で気づくというちょっとしたアクシデントありであったがのんびりと苗場へ向かう。

Fuji Rockは初めて行くので、朝霧Jamとは違い右も左も全くわからない状態。なのでとにかく焦らずのんびりいこうと最初から決めていた。

初日はJah Wobble & Keith Leven Metal Box In DubとThe Stone Rosesが見れればいいかなという感じの余裕を持っていた。The Stone Rosesがどうしても見たいと思いFuji Rock行きを決行したのでとにかくメインアクトだけでもという思いが強かった。

そんな余裕の中、苗場に付いた時点ではハンバートハンバート x Cool Wise Man位から見れるだろうと思っていたがそんな思いはことごとく打ち砕かれた…

リストバンド交換&物販激混みでJah Wobble & Keith Levenがぎりぎりに…

Fuji day 1 01 

第2駐車場に着いて身支度をしてリストバンド交換所と入り口ゲート方向に向かう。

そこでは予想しなかったリストバンド交換渋滞が発生していたのだ。待つこと1時間半…

Fuji day 1 02 

いきなりの先制パンチにこの先どうなるか結構不安になる。炎天下の中やっとの事でリストバンド交換完了!

とりあえずゲートをくぐって初Fuji Rock Festivalがスタート

Fuji day 1 03

とりあえず夜のThe Stone Rosesに備えてGreen Stage後方に基地を作り椅子なんかを置いてOwl Cityを横目にお目当てのOrange Courtへ移動開始。

この時点でJah Wobble & Keith Leven Metal Box In Dubまで1時間以上あり物販でThe Stone Roses関連の物を見ようと一人物販コーナーに並び始める。

係員も一時間位で買えますよ、なんて言うから大丈夫だろうと思っていた。しかしこれがまたリストバンド交換よりも進まない。40分近く並んで1/4位しか進まない…

結局物販は諦めてお目当てのJah Wobble & Keith Leven Metal Box In Dub @ Orange Courtへダッシュ!この時点でJah Wobble & Keith Leven Metal Box In Dub開演まであと20分…正直焦る。

Fuji day 1 04 

上の写真のようにどこに行っても人。Orangeまでどのくらいかかるのか見当もつかないので小走りで急ぐ。後でわかったが混んでいると30分は歩いてかかる距離だ。

結局開演5分位前にOrange Courtへ到着。みんなにも無事合流出来たので荷物を置いて飲み物を買いにとりあえず並びに行く。

念願のP.I.L. (Jah Wobble & Keith Leven Metal Box In Dub) かっこよかった!

物販だけではなく、途中通り過ぎたお店はどこもすごい人の列。この列を見るだけで結構食べ物買うのに萎える。Orangeも例外になく食べ物にすごい列。

そして並んでいるうちにJah Wobble & Keith Leven Metal Box In Dubの演奏が始まる。Jah WobbleのBassがうねりまくって屋台の骨組みがビリビリ言いながら揺れる!

このベースにやられながら飲み物を無事買い、1曲目のボーカル無しのインスト途中からステージ前に移動が出来た。

Fuji day 1 05

このステージは本当にやばかった。Public Image Limitedの初期の音はJah WobbleのBassとKeith Levenのギターがとても重要だったとわかる内容(当たり前か)。

中学生の頃必死にP.I.L.を聴いていた事を思い出しながら超重低音ベースで胃を揺らして気持ちよくなる。

一通り終わったと思ったらアンコールがあっていきなりの”Public Image”。これでさらに上がる。勢いよく前に行って他のお客さんと一緒に飛びまくる。

それにしてもボーカルのJohn似の彼、本当に若い頃のJohnに似てたな。声まで似てるのには本当に驚いた。

到着して色々あったがこのLiveで全てが吹っ飛ぶすばらしい内容だった。10代の中頃からずっと聴いていたアルバムがLiveで再現されそれを体験出来たことが本当に嬉しかった。

Punkが好きだった自分がレゲエなどの様々な音楽を聴いて色々広がっていったのはThe ClashとこのPublic Image Ltdのおかげ。音楽に対する扉を開いてくれたのは本当に大きい。今も彼らのアルバムを聴き続けている位に好きだ。

Liveが終わってみんなと合流して色々話をしていた。するとステージ前にボーカルの子とKeith Levenがいるではないか!!

速攻行って色々話して一緒に写真撮ってもらう。これって中坊の頃のヒーローに会って一緒に写真撮ってもらうようなものだもん。

Fuji day 1 06 

握手した手が震えていた。嬉しくて嬉しくて興奮していた証拠。今年のFuji Rock来て本当に良かった!と実感した瞬間だった。

Keithとは色々話してLiveの感想とか言っていたらすごい喜んでいた。すごく丁寧な印象の人で英国紳士的であった。

実は最初にボーカル見つけて写真撮ったんだけど、Keith Levenの方が嬉しかった…失礼。

Gazに会ったりでGreenへ移動

その後はThe Stone Rosesまで特にみたいアーティストがいなかった事もあり、ゆっくり散歩がてらGreenに戻ることになる。

Fuji day 1 07 

そうすると今度はGaz Mayallに遭遇する。こちらもまた高校~浪人生~留学生の頃に聴いていたアーティスト。一緒に写真を撮ってもらう。

Gazはイングランドの国旗ショーツをはいていてめちゃめちゃ目立っていた。こちらも気さくで快く写真撮ってくれる。

写真撮るときに「行くよ〜!」と言ったら意味をやたら聞かれて”Let’s Go”的なもんかなーって教えてあげたらGazは写真を撮るたびに「IKUYO-!」と叫ぶお茶目な人だった。
 Fuji day 1 09

途中で少し腹ごしらえして冷たいおいしい胡瓜を食べながらGreenへゆっくりと戻る。早く食べたくて焦って写真撮ったらおもいっきりピンぼけ。これでどれくらい冷たい物が食べたかったかがわかる。

それにしてもでかい会場だなとつくづく実感。

あとでわかったのだがMoritz Von Orwald TrioはMoritzが体調不良で緊急入院したらしく残りのメンバー二人でのライブとなったそうだ。このセットは実は諦めて、GreenのThe Stone Rosesに備えようとなっていたのでまあしょうがない。

ブンブンの残り2曲くらいにGreenに到着してぼーっとブンブンを鑑賞する。 

あとはGreen回りで物販行ったり夕飯食べたりしてThe Stone Rosesの時間までのんびり過ごす。

待ちに待ったThe Stone Roses その内容に感動

その次のBeady Eyeはぼーっと見る。特に何かを感じるわけでもなくBeady Eye終了。

終了と共にGreenのステージ前に移動。結局激混みでPAのちょっと前くらいまでしか行けない。これくらいで見れればいいかなと場所を決め開演までの約1時間を立ったまま過ごす。 

去年の10月から待っていたThe Stone Rosesのステージが今まさに始まろうとしている。回りにいるみんながSEが止まるたびに何らかの歓声を上げている。

SEが一瞬止まって”Stoned Love / Supremus”が流れると一気に前に移動する人の流れが。そんな人に押されて気づくとPAよりもかなり前方に移動していた。ある意味ラッキー。

そしてついに念願のThe Stone Rosesのステージが始まる。1曲目はもちろん”I Wanna Be Adored”。出だしのベースラインから合唱が始まる異常事態!

とにかく知っている曲は大合唱でイアンのボーカルもそんなには聞こえない状態。ある意味カラオケだw。

Fuji day 1 08 

特に印象的だったのは中盤に演奏された”Fools Gold”。曲の中盤から始まるギターのソロははまる内容でかっこよくて聴いていて胸が熱くなる瞬間だった。とにかく気持ちよく体を動かす。

みんなこの音を待っていたとばかりに大合唱する人、飛び跳ねる人、みんな嬉しそうだ。個人的には一生見れないと思っていたライブだけに見れたことがまるで夢のようであった。

お世辞にも上手いバンドではないがなにかはまる物があってそれにものすごく引きつけられる。そんなバンドだ。  

Tracklist of The Stone Roses

01. I Wanna Be Adored
02. Mersey Paradise
03. (Song For My) Sugar Spun Sister
04. Sally Cinnamon
05. Ten Storey Love Song
06. Where Angels Play
07. Shoot You Down
08. Fools Gold
09. Something’s Burning
10. Waterfall
11. Don’t Stop
12. Love Spreads
13. Made Of Stone
14. This Is The One
15. She Bangs The Drums
16. I Am The Resurrection

帰りの混雑は地獄…

無事にThe Stone Rosesを見終えて30分位休んでから宿に戻るべく移動を開始する。

その後不運にも帰りの大混雑に巻き込まれ駐車場に戻るまでになんと1時間半かかる。これには参った。

結局2時頃に宿に戻り初日が終了した。

初めて来た割には大きな問題もなくちゃんと見たいアーティストも見れてとても楽しい初日であった。 

The Stone Roses @ Fuji Rock 2012

もう上げてる方がいました。
 

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