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最近マイブームな政治経済関連本の中でも特に良く読んでいる高橋洋一氏の著書、「財投改革の経済学 / 高橋洋一」を読む。

小泉・竹中改革の実質的なブレーンでもある高橋洋一氏が関わりやろうとしていた郵政民営化、道路公団民営化、年金制度改革、財投改革を実際の数字を使って説明している。

しっかりと経済を勉強してきてはいない自分にとってははっきり言ってわからないことだらけ。「くぅ〜!」なんてカビラばりの声が読んでいて出まくる。

特に経済学では当たり前(なのだろうか?)な数式が出てくるとほとんどお手上げ。それでも最後まで読んでみると色々と見えてくる事が多々あった。


高橋氏の著書を色々読んでいてそれらにも書いてある事がもっと突っ込んで書いているので、「ああ、あの事を言っているのだな」なんて感じでつながってはいく。

郵政民営化の肝の部分を簡単にいうと、融資部門を持たない郵貯は今まで資金運用部から0.2%の金利上積みという「ミルク」をもらい実質運営していた。

しかし「ミルク」は財投改革で補給されなくなったので郵貯は実質この部分を稼がなければらないが、融資のノウハウをもっていなく低金利の国債を買うだけしかできない現状ではリスクをとって高い金利をとることができない。

郵貯がリスクなしで稼ぐ0.2%の利鞘を、結果的には納税者が負担していくことになるので民営化してなんとか自主的に起動できるようにしなければ郵貯の未来がないという結論。だから民営化していこうといったところか。

民ですでにあり市場原理で競争しているところに官がやっては結局意味が無い。そんなところを細かく数字を使ってしっかり説明しているのが自分にはかなり難しかった。

おそらく理解するためにはもう少し細かい所の勉強とあと数回の読み直しが必要であろう。

もう少し突っ込んだところもしっかりと今後は理解していきたいところ。

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はてなブックマーク - ムズイ!はたして小泉元総理は何%理解していたのか? : 財投改革の経済学 / 高橋洋一
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